ブログ
重曹を使った風船
加藤学習塾ブログ
2023/05/19
みなさん、こんにちは。
今日は重曹を見ていきましょう。
重曹は主成分は「炭酸水素ナトリウム」であり、その化学的性質から、ベーキングパウダー(ふくらし粉)であったり、ソーダ水であったり、最近では環境に優しい洗剤として用いられていますね。
100円ショップにもあり、身近になってきましたね。
そんな重曹を使って風船を作ることができます。
重曹は酢と混ぜると反応して、簡単に炭酸ガスを発生させることができます。
風船でフタをした密閉した空間に、重曹と酢を混ぜると、風船が膨らんできます。
この反応を化学式で書くと以下の通りです。
NaHCO₃(重曹・炭酸水素ナトリウム)+CH₃COOH(酢・酢酸)→CH₃COONa(酢酸ナトリウム)+H₂O(水)+CO₂(二酸化炭素)
このように、二酸化炭素が発生するので、風船が膨らんできます。
ただし、この風船の中身は二酸化炭素です。二酸化炭素は普通の空気よりも密度が大きい、つまり重たいので、この風船は手を離すと浮かばずに床の方に落ちていきます。
ご家庭でやると、お子様がびっくりするかもしれませんね。
RECOMMEND
あなたへのおすすめ
RECOMMEND
閲覧数ランキング