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まねをするの本来は・・・
加藤学習塾ブログ
2023/04/21
みなさん、こんにちは。
今日はまねをするを考えましょう。
まねをするとは本能的かもしれません。
実は人間だけでなく、サルやイルカ、クジラ、鳥など、様々な動物でまねをするという現象が確認されています。
しかも、そのまねをするというのは、学習という機能も備わっています。
例えば、イルカやクジラは、泳ぎや声の出し方をまねさせることで、生きる術を身につけていきます。
日本人も、学習という機能があるまねを古来より大事にしてきました。
実は、まねする→まねる→まなぶ(学ぶ)というふうに、学ぶの語源はまねをすることからきています。
つまり、周りのひとのまねをすることで、学んで、生きる術を身につけてきたといえますね。
しかし、このまねをするということが、感覚がずれてきていると、最近感じます。
先日、和歌山県で、現職の総理大臣をねらった事件がありましたね。
つい、去年に、安倍元総理が殺人されたばかりですね。
このケースの場合、武力で訴えれば自分の主張を聞いてもらえるという模倣だと思いますが、本来、まねというのは賢く生きる術を身につけるためなのに、社会に迷惑をかけたら本末転倒ですね。
また、SNSでバイトテロやお店への迷惑行為が連日報道されていますが、これは、バズリを狙って模倣して、SNSで目立とうとした自己本位な行動ですね。
社会に迷惑をかけたら、まねるの本来の機能からずれて、価値が下がりますね。
ちゃんと社会のためになっているのか、有用性を考えてから賢く生きる術を身につけたいですね。
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