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運動会・体育祭の変化
加藤学習塾ブログ
2023/06/02
みなさん、こんにちは。
コロナ禍が落ち着き、ようやく、コロナ禍以前の生活スタイルに戻りつつありますね。
そんな中、学校行事の目玉である運動会・体育祭もようやく制限なしで行えるようになり、子どもたちも充実した学校生活に戻りつつあります。
しかし、変化もみられますね。
まず、9月・10月開催から5月・6月開催が増えたこと。そして、午前中のみの開催が増えたことです。
5月・6月開催にすることは、残暑が厳しいときに練習を行わないといけない9月・10月開催よりも熱中症のリスクが軽減されるというメリットがあります。そして、午前中のみの開催はコロナ禍のときに、少しでも感染リスクを減らせるようにというもくろみで始まったものですが、コロナ禍の制限がなくなっても、その時間帯は元に戻すというところが少ないどころか、むしろ、午前中のみの開催でよかったという意見が多いです。
なぜでしょうか?
①熱中症のリスクの軽減
②プログラムを減らすことによる、準備時間や労働の削減、経費の削減、教員や生徒の負担の軽減。そうして負担を減らしたことにより、教員は普段の授業準備に充てることができ、生徒たちは練習による体調不良のリスクの軽減や勉強時間に充てることができる
③保護者にとってのメリット→弁当を準備しなくても済む。雨天などで延期になったときに再度弁当を準備しなくても済む。2~3時間ほどの開催なので、場所取りをしなくても、立ち見で済ます体力の余裕ができる
④午前の部と午後の部をつなぐためにプログラムを多くする必要がなくなり、組体操などの危険な競技を省くことができる
⑤待ち時間が減り、子どもたちの集中が途切れない
⑥より多くの保護者にみてもらえるように、低学年の部・高学年の部など、学年ごとに時間帯を別にすることが可能になる
⑦雨天などで延期になったときに授業日の午前中に行ったり、あらかじめ雨天になりそうなときに前日の午前中に行うなど、スケジューリングが柔軟になる
もちろん、午前の部と午後の部があった方が、競技が多くて見せ場が多かったり、昼の弁当の時間に家族での団らんの時間を作れたりしていいところもあります。
しかし、どうやら、学校側にとっても、教員にとっても、生徒にとっても、保護者にとっても、午前中のみの開催の方がメリットの方が多いようです。
時代の変遷とともに、社会が変化していってますね。
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