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高知県への大人の修学旅行⑦~風力発電~
加藤学習塾ブログ
2022/10/02
みなさん、こんにちは。
高知県に行った際に、道中で大発見をしたので報告します。
四国カルストに向かう際に、高知県津野町というところで、風車の大群をみました。
以下の写真は、標高約1,400mぐらいの四国カルストの展望台から、筆者が撮った写真です。
写真:葉山風力発電の様子(筆者撮影、赤矢印加筆)
写真の中の赤矢印の向きに風向きが来たら、風車のタービンが回るように、風車のタービンの向きが一定ですね。
この写真は、愛媛県と高知県の県境の四国カルストから太平洋の向きにとっているので、南東向きです。
よって、赤矢印の向きは北西だということが分かりますね。
ということは、この風力発電が受けている風は2種類あります。
1種類目は、冬の北西季節風です。
2種類目は、偏西風です。日本は偏西風が吹きやすい中緯度であるため、年中風力を確保できます。
また、すごいのは、四国山地の尾根に20基もの風力発電を建てていることです。
土台・支柱・タービン本体・巨大なタービンの羽1枚1枚などを運搬するだけでも大変なのに、急峻な四国山地の尾根に築いており、日本企業の技術力の高さに感銘を受けました。
山地の尾根に築くことが難しい場合は、海風を受けやすい海岸沿いに築くことが主流ですが、この山地の方が、風力を確保できるという算段だと思います。
ちなみに、風力発電のタービンの羽は面積が2倍になると、風力が8倍になるそうです。
なので、羽は巨大に設計されています。
風力発電は、設備投資が莫大であるのと、台風などの強風時にタービンの角度を変えたり、タービンを折りたたんだりして、強風に備える必要があるため、先進国でもまだまだ導入が進んでいませんが、再生可能エネルギーの一つです。
日本は季節風(モンスーン)や偏西風があるので、常にエネルギー源になりうるものなので、今後に期待ですね。
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