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多角的にものごとを考えよう~鳥の目・虫の目・魚の目・コウモリの目~
加藤学習塾ブログ
2022/09/16
みなさん、こんにちは。
次の言葉を聞いたことがありますか?
「鳥の目・虫の目・魚の目・コウモリの目」です。
これは多角的にものごとを考えるときに例えで使われる言葉です。
「鳥の目」とは、高いところから俯瞰的にみるということです。
つまり、広範囲的に、時間軸も過去から未来にかけて長期的に、全体像を把握しながら考えるということです。「マクロ(広くという意味)に考える」という言い方もします。
それとは逆な言い方が「虫の目」です。より近いところで詳しく狭く深くみる考え方です。「ミクロ(狭くという意味)に考える」という言い方もします。
まずは、この「鳥の目」と「虫の目」を意識しながら、広い見方と狭い見方をするだけで、だいぶ多角的な考え方になります。
例えば、リサイクルという言葉を考えてみましょう。
ゴミの分別をしっかりするという個人的な活動(虫の目)が、自治体のリサイクル率の向上やごみ減量による埋立地の収容量問題の長期的解決など、自治体や国レベルでの問題解決につながるかもしれませんね。(鳥の目)
また、別の考え方もあります。
「魚の目」とは、流れをみる見方です。つまり、「過去⇒現在⇒未来」という流れに沿って、経過的な考え方をします。
そして、「コウモリの目」とは、コウモリは逆さまにぶら下がりますね。
つまり、視点を変えて考えみる考え方です。例えば、相手の立場で考えたり、短所や問題点だと思っていたことから逆に良い点や解決策がないかというふうに考えてみることが出来ます。
多角的に考えることは大事です。
特に「鳥の目」というマクロな見方はなかなか出来ず、目の前のことで精一杯ということが大半なので、少し意識してみましょう。
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