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お米は畑でも栽培されている!?
加藤学習塾ブログ
2022/08/15
みなさん、こんにちは。
今日は畑で栽培されるお米について紹介します。
普通はお米は水田で栽培されるものですね。実はお米は大きく分けると2種類あり、水田で栽培されるタイプを「水稲(すいとう)」といいます。
実は畑で栽培されるタイプがあり、こちらを「陸稲(りくとう)」といいます。
今でこそ、水稲がほとんどなので、あまりお目にかかれませんが、米作りが伝わった弥生時代初期のころは、田んぼを作る灌漑技術が確立しておらず、陸稲がほとんどだったようです。そして、田んぼを作る灌漑技術によって水稲にほとんど取って代わられたようです。理由としては、降水量による収穫量への影響が水稲の方が小さい(少雨だと、もろに陸稲は影響を受ける)のと、水があることでいろいろな生き物のすみかになり微生物の働きが活発になり地力が低下しづらいのと、日本は高温多湿で多雨のため、陸稲が水に浸かりすぎると根を腐らせやすいのと、味・におい・食感が水稲の方がいいなどがあります。
日本では関東地方、特に茨城県で陸稲の栽培が分布しているようです。
活用方法としては、おかきなど米菓の原料に使われることがほとんどです。
日本は高温多雨であり、田んぼの灌漑がしやすいですが、アメリカのカリフォルニア州やアフリカなど、降水量が少なかったり、灌漑技術が不十分などの理由で田んぼが難しいところでは、陸稲が主に栽培されている国もあります。
陸稲の様子を一度は見てみたいですね。
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