ブログ
サッカーボールの話
加藤学習塾ブログ
2022/05/30
みなさん、こんにちは。
今日はサッカーボールの話をします。
サッカーボールの生産地としてはどこがあるでしょうか?
なんと、世界のサッカーボールの約8割を南アジアのパキスタンが製造しています。
なぜ、パキスタンで製造しているのでしょうか?
1.イギリスの植民地時代に、イギリスから技術を伝授
2.綿花の生産地であり、昔から手縫い産業が発展していた
3.シルクロードが通り、古代よりじゅうたんなど、手縫い産業・皮革産業が発展していた
4.イスラーム教であり、牛革を入手して扱うのにためらいがなかった
5.多くの工程と技術を要する(綿玉の作成やその周りに5角形と6角形の皮革のパーツを縫い合わせるなど)
6.イスラーム教国であり、女性の出生数が高く、多くの子どもの働き手があった
(現在は子どもが製造に関わったサッカーボールの使用は公式試合で使用禁止になっています)
長年培われた経験と技術により、現在でも多くのスポーツメーカーが一目置いています。
世界で最もメジャーなスポーツを支えているのは、ある1国であり、古代からの歴史と宗教・土地性といった地理が関わっているのですね。
RECOMMEND
あなたへのおすすめ
RECOMMEND
閲覧数ランキング