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鏡はなぜ左右が逆に見えるのか?
加藤学習塾ブログ
2025/06/02
鏡に映った自分を見ると、右手を挙げたのに左手が上がっているように見えますよね。「左右が逆に映る」とよく言われますが、実はこれ、ちょっとした誤解なのです。
鏡が実際に反転させているのは「前後」方向。つまり、鏡は「奥行き」を反転しているだけで、左右を直接ひっくり返しているわけではありません。
私たちの脳が「鏡の中の自分」を、自分が回転した姿だと無意識に認識するため、「左右が入れ替わって見える」と錯覚しているのです。
試しに、文字を書いた紙を鏡に映してみてください。縦書きだとそれほど違和感はないのに、横書きだと左右逆に見えるのがよくわかります。
鏡は何もしていないのに、脳が勝手に“ひねって”しまう。人間の感覚って不思議ですね。
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