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小麦粉を生で食べると・・・
加藤学習塾ブログ
2024/03/22
みなさん、こんにちは。
素朴な疑問ですが、小麦粉を生で食べることはないですね。
小麦粉を生で食べるとどうなるのでしょう?
小麦粉の原料である小麦には、畑で栽培される他の農作物と同様に、様々な微生物が存在していますが、一般には、小麦から小麦粉にする過程(製粉)で殺菌のための特別な加熱処理は行われていません。
そのため、加熱不十分だと、微生物による食中毒や消化不良になる危険性があります。
アメリカやカナダでは、クッキー生地やホットケーキ生地など小麦粉を加熱調理せずに食べること(小麦粉の生食)が原因とされる微生物による健康被害が発生しています。
小麦粉による食中毒の症状は、全身のじんましんや顔面の腫脹、喘息、目の充血、腹痛などがあり、症状が重くなると呼吸困難、血圧の低下、意識の混濁をきたします。もともとダニアレルギーを持っている人がダニをたくさん含む小麦粉を摂取した場合、アナフィラキシーを起こす可能性があります。
また、小麦粉を生で食べると腹痛になるのは、生の小麦粉に含まれる「βデンプン」という成分が原因です。このβデンプンは、生の状態だと水を含みにくい性質があり、その結果消化不良を起こします。
小麦粉の生食は控えましょうね。
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