英語構文に挑戦~as・soの用法~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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英語構文に挑戦~as・soの用法~

加藤学習塾ブログ

2024/03/04

みなさん、こんにちは。

今日は以下の英文を見てみましょう。


"Just as the American and British English have been changing for a long time, and so have the version in Canada, India, Australia and elsewhere."
(アメリカ英語やイギリス英語が長年変化してきているのとちょうど同じように、カナダ英語やインド英語、オーストラリア英語、その他の国の英語も変化してきている)


最初のjustは「①ちょうど、まさに、②たった~だけ(only)」という2つ意味があります。
そして、asは「①~のとき(when)、②~なので(because)、③~のように(like)、④まるで~のように(as ifの形で)、⑤~として、⑥~と同様に(as~asの形で)、⑦~するにつれて、~になるにつれて」など、多義語です。文脈を見る必要があります。
文脈をみるにあたって、今度のポイントはsoです。
soの例文を見てみましょう。

①"I got up early, so I could catch the train."(私は早起きしたので、電車に間に合うことが出来た)
→so「だから・~なので」(結果)

②"I got up early, so that I could catch the train."(私は早起きしたので、電車に間に合うことが出来た)
→so (that)「だから・~なので」(結果) ※元々はso that構文でthatが省略されてso「だから」

③"I got up so early that I could catch the train."(私はとても早起きしたので、電車に間に合うことが出来た)
→so~that~「とても~なので」(理由)

④"I get up early so that I can catch the train every morning."(私は毎朝、電車に間に合えるように、早起きしている)
→~so that~「~できるように~」(目的)

⑤ "I think he is right." "I think so."(「彼が正しいと思う。」「私もそう思う」)
→so「そのように」(句節の代名詞)

⑥ "I like soccer." "And so do I."(「私はサッカーが好き」「僕もだよ」)
→so「そう」(前文の代名詞)


基本的にはsoは「だから」と「そのように」という2つに分かれます。今回の「and so have the version in Canada~」のsoは前文を指す代名詞だと文脈が通りますね。つまり、英文の後半部分は「カナダ英語やインド英語、オーストラリア英語、その他の国の英語も変化してきている」ということになります。
よって、英文の前半部分は「アメリカ英語やイギリス英語が長年変化してきている」、英文の後半部分は「カナダ英語やインド英語、オーストラリア英語、その他の国の英語も変化してきている」というふうに、前半部分と後半部分で全く同じ内容を述べているので、英文の最初のjust asは「ちょうど~と同じように」と訳すと自然ですね。
多義語は文脈で内容を考えていきましょう。

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