月の公転周期と満ち欠けの周期|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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月の公転周期と満ち欠けの周期

加藤学習塾ブログ

2023/07/12

みなさん、こんにちは。

今日は月についてです。
月は地球の周りを公転していますね。その公転周期は約27.3日です。
一方、月が地球の周りを約4週間かけて公転することにより、太陽の光の当たり方が変わるため、月の見え方が変わります。その満ち欠けの周期は約29.5日です。
月の公転周期と満ち欠けの周期は約2日のずれがあります。
なぜでしょうか?
それは、地球も太陽の周りをまわっているためです。1ヶ月分、地球の位置がずれるために、元の満ち欠けに戻るのに、約2日かかります。
地球の公転周期は1年ですので、約365日で360度公転していますね。
すると、月が地球の周りを1周したときには、地球は太陽の周りを(360÷365)×27.3=約26.93度進んでいます。
一方、月の1日の公転の速度は360÷27.3=約13.19度です。
よって、26.93÷13.19=約2日のずれが生じています。
それにしても、月の満ち欠けが約30日での周期だったり、月の自転速度と公転速度が等しいので月の裏側を地球から観察できなかったり、地球からみた太陽の大きさと月の大きさの比がほぼ等しかったり、月は不思議な天体ですね。

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