英語の名言から学ぼう〜ナポレオン①〜|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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英語の名言から学ぼう〜ナポレオン①〜

加藤学習塾ブログ

2024/10/01

みなさん、こんにちは。
今日はナポレオンの英語の名言をみてみましょう。
ナポレオンは言わずとしれた歴史の偉人で、1789年にフランス革命を起こして、絶対王政という身分制度の階層があるような社会構造からフランスを解放した人です。
フランスに自由と希望を与えたということで、フランスでは、今でもかなりの人気があります。
そんな彼は、フランス革命の後、解放運動と題して、ヨーロッパ各地を征服する軍事行動をしていくのですが、なぜ、ヨーロッパを征服しないといけないのか、イタリア遠征のときにフランス軍に語りかけているスピーチがあるので、その目的を英訳されたもので少しみてみましょう。



"Friends, I can promise you this conquest, but there is one condition which you must swear to fulfill. That is to respect the peoples who you deliver, and repress the horrible pillage which certain rascals, incited by our enemies, commit. " Otherwise, you will not be the deliverers of  the people but their scourge; you will not do honor to the French people, but will thereby disavow your country."

(わが同胞よ。わたしはフランス国民にこの征服ができると約束するが、君たちが遵守しなければならない条件が一つある。それは、君たちが解放する(イタリア)人たちを尊重すること、そして、敵(権力者)に扇動された一部の悪党が犯すおぞましい略奪行為を抑止することだ。そうでなければ、君たちはその(イタリア)人たちにとって解放者ではなく災厄であり、フランス国民に栄誉をもたらすのではなく、結果として祖国を否定することになるだろう)

あくまでも、これは植民地の略奪ではなく、王族・貴族などの権力者からの解放であり、全ての人が本来持つべき人権のための解放運動だというナポレオンの気概がとれますね。
最後は戦争に負けて長い間、孤島に幽閉されて死を迎えるのですが、歴史家がナポレオンを評価しているのは、自由のための解放という想いがとれるからかもしれませんね。

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