仕事算~受付を何分でさばけるかな~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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仕事算~受付を何分でさばけるかな~

加藤学習塾ブログ

2023/10/06

みなさん、こんにちは。

中学入試の算数で必須の受付に関する仕事算を見てみましょう。



問い:「コンサートを開きます。受付を始める前には既に300人が並んでいます。受け付け開始後も毎分20人ずつの人が列に加わっていきます。1カ所の受付では、並び人を全員さばけるまでに1時間かかります。8分以内で受付を待つ人がいなくなるようにするには、受付は最低何カ所必要でしょうか?」




最初のポイントは、受付1カ所の仕事量、つまり、「受付1カ所で1分で何人受付できるか」を計算します。
受付1カ所では1時間かかるので、1時間で受付した人数を出します。毎分20人ずつの人が列に加わるということは、1時間では20×60人増えています。
よって、(300+20×60)÷60分=25なので、受付1カ所で1分で25人受付が出来ます。

次に、受付2カ所にしてみましょう。
受付2カ所では、1分間で25×2で50人受付ができます。ただし、毎分20人ずつの人が列に加わるので、50ー20=30人で、1分間で30人列全体の人数を減らすことが出来ます。
よって、元々いた300人に対して、1分間で30人の人数を減らすので、300÷30=10分かかります。

次に受付3カ所にしてみましょう。
同じように、受付3カ所では、1分間で25×3で75人受付ができます。ただし、毎分20人ずつの人が列に加わるので、75ー20=55人で、1分間で55人列全体の人数を減らすことが出来ます。
よって、元々いた300人に対して、1分間で55人の人数を減らすので、300÷55=約5.45(約5分27秒)かかります。

よって、解答は、受付を3カ所にすればよいとなります。


このように、受付1カ所あたりの仕事量を計算できるかがかぎとなります。
また、こうしてみると、受付を1カ所増やすだけでも、かなりの時間短縮になりますね。このように、人員配置を工夫することも、将来社会人になったら必要なスキルですね。

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