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英語の名言から学ぼう~ジョイス・ケアリー①~
加藤学習塾ブログ
2023/01/20
みなさん、こんにちは。
今日はジョイス・ケアリーの名言を紹介します。
ジョイス・ケアリーは日本ではあまり著名ではないですが、20世紀前半のイギリスの小説家です。
"Children's pleasure in exploring the world, long before they can speak, is very obvious. They spend almost all their time at it. We don't speak of their intuition, but it is the same thing as the intuition of the artist. That is to say, it is direct knowledge of the world as it is, direct acquaintance with things, with characters, with appearance, and this is the primary knowledge of the artist. This joy of discovery is his starting point."
(子どもが話すようになるずっと前から、世の中を探求するのに喜びを感じるのはとても明白なことである。子どもはその探求にほとんど全ての時間を費やす。我々(先人含めた)人類たちは子どもの直感について言及していないが、それは、芸術家の直感と同じものである。すなわち、それは、世の中をそのままの状態で直接的に知ることであり、事物や人物や見えているものを直接的に知ることであり、このことが芸術家にとっての第一に重要な知識である。このように発見することで得る喜びが、芸術家の出発点である。)
英文についてみていきますと、「speak of~」で「~について言及する」。「That is to say」は「つまり」。「as it is」は直訳ですと「それがそうであるように」でつまり「そのままの状態で、ありのままに」。
芸術家にとって何が大事かが分かる文章ですね。
世の中をいかに「reality(現実)」に即して知ることができるか。作り物(fake)は単なる虚構であり、作品を鑑賞する人に響かないということが分かりますね。
しかも、世の中のことを知る、つまり好奇心をもって知識を増やす作業は、たしかに幼児の方が圧倒的に上手ですね。
こういう感性こそが、「創造(creativity)」につながるということが分かりますね。
これは決して芸術だけでなく、日常生活でもいえますね。
子どものときのように、好奇心をもっていろいろなものに接することが大事ですね。
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