英語構文に挑戦~学生の読書の意義について~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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英語構文に挑戦~学生の読書の意義について~

加藤学習塾ブログ

2023/09/01

みなさん、こんにちは。

今日は次の英文を見てみましょう。



"The first thing which a scholar should bear in mind is that a book ought not to be read for mere amusement. Half-educated persons read for amusement, and are not to be blamed for it. They are incapable of appreciating the deeper qualities that belong to a really great literature."

(大学生が第一に心がけるべきことは単なる娯楽のために本を読むべきではないということである。中途半端な学力で教育を受けた人たちは娯楽のために本を読むが、そうだからといって非難すべきではない。それらの人たちは、真にすばらしい文学がもつ、いっそう深い特質を感じ取って理解する力が欠けているからである。)


英文を見ていきますと、関係代名詞whichで「The first thing」を修飾しており、「The first thing which a scholar should bear in mind」が文の主語、isが文の動詞、「that」は接続詞で「~ということ」という名詞節をつくるものであり、「that a book ought not to be read for mere amusement」がisに対する補語になっています。表現として「bear ~in mind」は「keep~ in mind」と同意で「~を心にとめる」。「ought to原形~」はshouldと同意で「~すべき」であり、その否定形「~すべきでない」はtoの前にnotをおきます。
2文目の「are not to be」のところは「be to」構文です。
以下例文を載せますが、基本的には「be going to」のgoingが省略された形で未来志向です。

①The president is to attend the meeting tomorrow.
(大統領は明日その会議に出席する予定です)→予定(be going to)
②You are to study abroad in order to be an interpreter.
(通訳者になるために留学すべきだよ)→義務・必然性(should・must)
③Not a star was to be seen here yesterday.
(昨日はここで、星が一つも見ることが出来なかった)→不可能(can't)
④If you are to be an interpreter, you should study harder.
(もし通訳者になるつもりなら、もっと勉強すべきだよ)→意志(will)



本文では学生の読書の意義について説いています。
娯楽を目的にしている人もいますが、それでは、社会人としての素質が育たない。
自分の見聞を広めて、自分の持っている素質をどう社会に活かすのかを考える機会にすべきということですね。
特に日本の大学生はそうだと思います。
大学卒業後は、就職して、自分で生活を営まないといけません。
自分で生活を営んで、幸せな生活を築くためにも、学生の時の読書を活用したいですね。


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