英語の名言から学ぼう~J.C.マクスウェル①~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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英語の名言から学ぼう~J.C.マクスウェル①~

加藤学習塾ブログ

2022/10/15

みなさん、こんにちは。

今日は、アメリカの作家J.C.マクスウェルの名言を一つ紹介します。
J.C.マクスウェルはアメリカの作家・実業家で、リーダーシップに関する著作を出しています。
そんなJ.C.マクスウェルの名言がこちらです。


"If you're not doing something with your life, then it doesn't matter how long you live. If you're doing something with your life, then it doesn't matter how short your life may be. A life is not measured by years lived, but by its usefulness. If you are giving, loving, serving, helping, encouraging, and adding value to others, then you're living a life that counts."

(あなたの人生で何かを成し遂げていないならば、あなたがどれだけ長く生きたかは重要ではない。あなたの人生で何かを成し遂げているならば、あなたの人生がどれだけ短いかはたいしたことではない。人生とは生きた年数で測られるものではなく、どれだけあなたの人生が役に立ったのかで測られるものである。もしあなたが他人に対して寄与し、他人を愛し、他人に奉仕して、他人を助けて、他人を励まして、他人に対して価値を与えているならば、あなたは有用的な人生を送っている)


英文を見ていきますと、「It matters~」という形があり、matterは動詞で「~が重要である」という意味です。また、真ん中の文の「not A but B」で「AでなくB」という意味です。ちなみに「not only(merely) A but (also) B」の形だったら、「AだけでなくBも」という意味なので気をつけていきましょう。
「It doesn't matter~」と「not A but B」を使って、人生の価値は「生きた年数」ではなく「人に対してどれだけ役に立ったのか」ということで決まると述べています。
先日のニュースで、ゴッホの有名な絵画「ひまわり」にトマトジュースをかけるという事件がありました。
事件を犯した犯人の言い分は「注目を浴びてイギリスの石油政策に異議を唱えて、石油消費を止めさせて環境保護をしたかった」というものです。
確かに、注目を浴びたかもしれませんが、人の役に立ったのかという観点でみるとどうでしょうか?
ゴッホの絵画の破損・後世への財産の損失・芸術への冒涜・その絵画を見に来るかも知れない美術館の将来の顧客の略奪による経済損失・芸術鑑賞するものなら絶対にしないであろうモラルの欠如など、明らかに自己中心的な行動であり、社会的規範から逸脱していますね。
他人に評価されるのは、マクスウェルが言うように「寄与性・愛・奉仕性・援助・励まし・付加価値」といった利他的なこと、人の役に立っているのかだと思います。
他の人を大事に出来ているのかという仁愛があってはじめて、有用性が認められると思います。
みなさんも意識していきましょう。

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