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助けを呼ばれているときにどうしますか~傍観者効果とは~
加藤学習塾ブログ
2022/10/11
みなさん、こんにちは。
今日は傍観者効果について紹介します。
誰かが助けを呼んでいるとしましょう。
次の3つの状況ならあなたならどうしますか?
①周りにあなたしかいない場合
②周りに2・3人手伝ってくれそうな人がいる場合
③周りに10人ぐらいいる場合
イメージ通りかも知れませんが、①②③の順に助けるという人が減りそうですね。
実は、これに関する心理学の実験があります。(心の動きは実体がないため、心理学は科学的実験の結果を通して人間の行動原理を明らかにします。)
アメリカで悲惨な殺人事件が1964年にありました。しかも、周りに助けられる人が大勢いたにもかかわらず。最初は、助けなかった周りの人たちが非難されました。しかし、これには人間の心理原理があるのではということで、心理学者たちが実験を重ねて、「傍観者効果」という説を立てました。
周りに同じような境遇の人がたくさんいた場合、人間はその環境を避けて、ただ単に観察する「傍観者」となる傾向があるようです。
みなさんも経験がありますね。学校の授業で分かりきったような質問やあるいは生徒に意見を促す自由裁量な質問をされると、手を挙げづらいですね。
ただ本当に困っている状況に陥っている人がいたときに、助けてあげる勇気も必要だと思います。
そういう人間性を身につけたいですね。
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