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高知県への大人の修学旅行⑨~四国カルストの土地利用~
加藤学習塾ブログ
2022/10/04
みなさん、こんにちは。
今日は、前日の投稿の続きです。
カルスト地形では、短草が生えるのみで、土地がやせています。
そのため、集落はあまり形成されず、未開の地となっていることがほとんどです。
四国カルストでは、どのように人々の生活が関わっているでしょうか?
牧草地が広がっているので、牛の放牧がされていました。
しかも、自然に生える牧草地に任せるような、かなり原初的な形態だと思われます。
牛舎と簡易的な小屋があるような形で、ヨーロッパの移牧に近い印象を受けました。
スイスのアルプスでも牛などの放牧がされていますが、風景は類似していると思います。
四国カルストは、よく「日本のアルプス」という比喩が使われますが、そういう風景が関係していると思います。
牧場にて、四国カルスト産の乳製品やソフトクリームが味わえるので、ぜひ観光に行ってみましょう。
四国カルストは、雄大な自然の中で、牧草地の緑と、石灰岩のタワーの白と、放牧された牛の黒のコントラストが美しく、まさに、日本の原風景という印象を受けました。
現代の都市社会の中に、普段、溶け込んでいるので、そういう風景によって精神的にリフレッシュされたような気がします。
また、改めて、実地に行ってみないと分からないことが多いというのが、人文系を学んだものの考え方です。
いろいろなところを回って、見聞を広めたいと改めて思った次第です。
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