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高知県への大人の修学旅行⑤~アカメ~
加藤学習塾ブログ
2022/09/30
みなさん、こんにちは。
今日は、高知県でアカメという魚に出会ったので、紹介します。
アカメは、日本の固有種であり、スズキの仲間の魚です。
西日本の太平洋沿岸に生息して、河口部の汽水域(海水と淡水が混ざった水域)に侵入する大型の肉食魚です。
生息域が限定的であり、釣りの引きの強さから、「日本三大怪魚」の一つに数えられています(他はビワコオオナマズ・イトウ)。
アカメは流れが穏やかな沿岸部や汽水域を拠点として、そこに生息する小魚やエビ・カニなどの甲殻類を補食してます。
幼魚のときは、より流れが穏やかで隠れ場である水草(特にアマモ)が生えている汽水域に留まるため、高知県はそういう汽水域がたくさんあり、アカメにとって生息しやすい環境といえます。
アカメは、その名の通り、目が赤く、特に日光など光が当たると目が赤く反射します。
これは、眼球の奥にある反射板の毛細血管が発達しており、光が反射する際に、毛細血管の赤血球の色が加わり、赤く見えるのだそうですが、
なぜ、反射板の毛細血管が発達しているのかとか、光が反射板にあたると、なぜ赤色を吸収して赤色に見えるのかとか、詳しい原理は不明だそうです。
まさに、怪魚であり、日本固有種ということもあって不思議ですね。
アカメの群泳の様子や、目に実際に光を当てて赤く見えるかどうかという体験が出来るアカメのコーナーが高知県の桂浜水族館にあります。
気になる方はぜひ鑑賞してみましょう。
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