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徳之島の伝統的行事「闘牛」
加藤学習塾ブログ
2022/09/21
みなさん、こんにちは。
今日は徳之島の「闘牛」について紹介します。
徳之島は鹿児島県の奄美群島の中にあり、基幹産業が、漁業とサトウキビ栽培を中心とした農業の、のどかな島です。
そんな、徳之島での一大イベントが闘牛です。
スペインの闘牛とは異なり、「ウシVSウシ」の闘牛です。
年に15回程度大会があり、島民が闘牛場に集まる一大イベントです。
元々は、農耕用ウシ同士が争っているのをみて楽しみ、1600年ごろには闘牛場が作られて、定期開催されるようになりました。
薩摩藩に編入されると、厳しい統制にあい、そのため、島民が唯一の憩いの場として闘牛場に集まり、闘牛を楽しんでいました。
戦後、闘牛組合が設立されて、その組合の運営の元で、闘牛が営まれています。
現在、若者がどんどん就職のために鹿児島市や他県の都市部に移動しており、若者流出が止まらないようですが、お盆のときなど帰省シーズンに大きな大会を行い、その際は帰省した家族連れで楽しんでいるとのことです。
農業という生活に根付いた島の伝統行事が400年以上も続いており素晴らしいですね。
観光化も進んでいるようなので、気になる方はぜひ鑑賞してみましょう。
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