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世界地図の種類
加藤学習塾ブログ
2022/08/01
みなさん、こんにちは。
今日は世界地図の話をします。
地図はいろいろな種類がありますね。
中でも世界地図はいろいろな試みがなされてきました。
そもそも地球は球体なので、地図として平面に表すのは無理があります。
必ずどこか形がいびつになります。
人工衛星でのGPSが無い時代での船での航海のときには、緯線と経線が直角に交わったメルカトル図法が重宝されました。
なぜならば、羅針盤の角度と北極星あるいは南十字星との角度を一定に保てば、地図上での航路が把握しやすかったからです。
ただし、このメルカトル図法は、極地方に近づくほど、形が実際よりも大きくいびつになります。そこで、高緯度地方のいびつさに修正をかけたのが、ミラー図法です。おそらくみなさんが慣れ親しんでいる世界地図はこのミラー図法です。このミラー図法は、緯線と経線が直角に交わっていますが、見栄えを修正しているので、面積・距離・形はどれも正しくありません。また、極地方のいびつさもまだ目立ちます。
そこで、なるべく宇宙から見える地球の形に近づけようと、極地方の横幅を狭くして楕円形の形の地図にしたのがロビンソン図法です。
このように高緯度地域のいびつさを修正しようといろいろな工夫がされてきた歴史があります。
見栄えだけではありません。
航空機での航路図のための図法など、用途に合わせていろいろな世界地図が存在します。
調べてみると面白いかも知れませんね。
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