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ノートをとると記憶に残るのはなぜ? ― 手で書くことの力
加藤学習塾ブログ
2025/10/29

最近はタブレットやパソコンで勉強する人も増えましたが、「手書きのノート」は今でも最強の学習法です。
その理由は、書くことで脳の複数の領域が同時に働くからです。
文字を書くとき、私たちは「視覚」で形を捉え、「運動野」で手を動かし、「言語野」で意味を理解しています。
この“多重処理”によって、情報がより深く記憶されるのです。
単に見たり聞いたりするだけよりも、脳が“これは大切だ”と判断しやすくなります。
さらに、手書きには「整理する力」もあります。
自分の言葉で書き直す過程で、思考が整理され、理解が深まるのです。
ノートをとることは、“考えるトレーニング”でもあるのですね。
きれいにまとめようとしすぎず、自分が後で分かるように工夫する。
それが、記憶に残るノートの第一歩です。
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