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夏の星座といえば?7月に見える星の物語
加藤学習塾ブログ
2025/07/10
梅雨が明けると、夜空がぐっと澄み、星が美しく見えるようになります。7月は「夏の大三角」と呼ばれる星の並びがよく見える季節。天体観測にぴったりの時期です。
夏の大三角を構成するのは、「こと座のベガ」「わし座のアルタイル」「はくちょう座のデネブ」。中でもベガとアルタイルは、七夕伝説の織姫と彦星として日本人にも親しまれています。
この伝説は中国の神話がルーツで、天の川をはさんだ恋人たちが年に一度だけ会えるというロマンチックな物語。しかし実際の空では、この2つの星はおよそ16光年も離れており、しかも動きはそれぞれ別方向。それでも私たちは、夜空に物語を重ね、そこに意味を見出してきました。
また、夏の大三角のあたりには「天の川」が流れているように見えます。これは実際には、私たちが銀河系の一部を内側から見ている姿。無数の星々の帯が、夏の夜空に幻想的な光の道を描いているのです。
7月は、神話と科学が交差する夜空のシーズン。
虫の声をBGMに、空を見上げてみませんか?
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