ブログ
インドネシア・バリ島の話
加藤学習塾ブログ
2022/05/14
みなさん、こんにちは。
今日はインドネシア・バリ島の話をします。
バリ島はインドネシア有数のリゾート地であり、世界各国から観光客が訪れます。
バリ島の西はインドネシア首都ジャカルタがあるジャワ島がすぐ近くにあり、インド洋と太平洋をつなぐ交易の拠点として栄えてきました。
インドネシア自体はイスラーム教の国ですが、バリ島は4世紀~16世紀にかけてのヒンドゥー教王朝の影響を受けたことや16世紀にインドネシアのイスラーム化が進んだときにヒンドゥー教の王族や僧侶などがバリ島に逃れてきたことにより、独自のヒンドゥー教の世界観を発展させてきました。
バリ島では伝統的なヒンドゥー教寺院も観光名所となっています。
また、17世紀にはオランダが東インド会社を設立してインドネシアを植民地化しましたが、バリ島の植民地化は19世紀に行われました。その際に、バリ島のヒンドゥー教の文化とヨーロッパの文化が融合して独自のウブド芸術が確立されていきました。
第2次世界大戦時の太平洋戦争のときに、今度は日本が植民地化しました。
第2次世界大戦後、日本からの戦争賠償金を活用して、ホテルや国際空港を建設して、リゾート化が進みました。
そして、世界有数のリゾート地へと発展していきました。
バリ島がリゾート地へと発展したのは皮肉にも戦争という形ですが日本が少し絡んでいるのですね。
ちなみに、バリ島の伝統料理に、豚の丸焼きがあります。冠婚葬祭の際に振る舞われる伝統料理です。もちろん、イスラーム教ではなくヒンドゥー教の文化が根付いているので、豚の食事は問題ないです。
RECOMMEND
あなたへのおすすめ
RECOMMEND
閲覧数ランキング