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雷が多いのはなぜ夏?「夕立」と「入道雲」の関係
加藤学習塾ブログ
2025/07/22
7月の午後、突然空が暗くなり、雷とともに激しい雨が降り出す——そんな「夕立」は、まさに夏の風物詩。でもなぜ、夏に雷が多いのでしょうか?
その主な原因は、「入道雲(積乱雲)」の発生です。夏は地面が日差しで強く暖められ、上昇気流が発生しやすくなります。上昇した湿った空気が高い空で冷やされて凝結し、モクモクと大きな雲になります。これが積乱雲です。
積乱雲の内部では激しい対流が起こり、正と負の電荷が分離され、やがて放電が起こることで雷が発生します。つまり、**雷は夏の大気の“エネルギーの放出”**でもあるのです。
ちなみに、雷の音が鳴ってから光を見るまでの時間差を数えると、雷までの距離をおおよそ計算できます(1秒で約340メートル)。
雷が近づいてきたら、すぐに安全な建物に避難するようにしましょう。
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