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夏祭りのはじまりは“疫病退散”?神事と娯楽の融合イベント
加藤学習塾ブログ
2025/07/17
7月になると各地で開催される「夏祭り」。屋台や盆踊り、花火大会など、華やかな行事が多い一方で、そもそも何のために始まったのかはあまり知られていません。
夏祭りの起源は、実は疫病退散を祈る神事でした。古来、日本では夏になると疫病や災害が起こりやすかったため、神様に無病息災を祈るためのお祭りが行われたのです。
例えば、京都の「祇園祭」は平安時代に疫病が流行したことをきっかけに始まったとされ、今でも「厄を祓う」意味合いが色濃く残っています。
その後、神輿の巡行や屋台、踊りなどの“娯楽”要素が加わり、人々の交流や地域の活性化にもつながる一大イベントに発展しました。
現代の夏祭りは、安全・衛生の管理もしっかりされ、子どもから大人まで楽しめる行事となっていますが、そのルーツには人々の“生きるための祈り”があったのです。
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