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紫陽花の色が変わる理由とは?
加藤学習塾ブログ
2025/06/12
6月の風物詩といえば紫陽花(あじさい)。青やピンク、紫といった多彩な花が美しく咲き誇りますが、実はこの花の色は土によって変わることをご存じですか?
紫陽花の花の色は、土壌の「酸性度(pH)」によって変化します。一般的に、酸性の土では青色、アルカリ性の土では赤色に咲く傾向があります。
これは土の中に含まれるアルミニウムイオンの吸収量が影響しており、酸性土壌では植物がそれを多く吸収するため、青みが強くなるというわけです。逆に、アルカリ性ではイオンが吸収されにくく、赤系の色になります。
同じ株でも、植える場所を変えたり、土に成分を加えたりすると色が変わることもあるんです。紫陽花は、まさに自然がつくる「リトマス試験紙」ですね。
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