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ガムはなぜ飲み込んではいけないの?
加藤学習塾ブログ
2025/06/03
子どものころ、「ガムは飲み込んじゃダメ!」と注意された経験、ありますよね。「お腹の中で溶けない」「7年残る」なんて話も聞いたことがあるかもしれません。でも、実際のところどうなのでしょうか?
結論から言えば、ガムを飲み込んでも大きな問題はありません。ガムの主成分であるガムベース(天然または合成のゴムのような物質)は、消化されにくいものの、そのまま体外に排出されるのです。
つまり、「溶けない=体に残る」というわけではなく、他の消化されにくい食物繊維などと同様に、自然に便と一緒に出ていきます。
ただし、大量に飲み込んだり、小さな子どもが何個も一度に飲み込んでしまった場合には、消化器官に詰まるリスクがあります。そのため「飲み込まないように」と教えるのは、事故を防ぐためでもあるのです。
ガムは口の中で味や香りを楽しみ、噛むことでリフレッシュ効果も得られる便利なお菓子。正しく楽しめば体に害はありませんが、やはり飲み込まずに、紙に包んでゴミ箱へ。これが一番スマートな楽しみ方ですね。
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