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世界の統計問題にチャレンジ~母語人口~
加藤学習塾ブログ
2025/01/03
みなさん、こんにちは。
今日は以下の問題にチャレンジ!!
問い:国際連合の公用語として、英語・フランス語・中国語・ロシア語・スペイン語・アラビア語の6つあります。
では、以下の数値はそれぞれ何語でしょうか?
ちなみに、母語人口とは幼児期に最初に習得する人の人口である
ア語:母語人口→約14億人、使用国→約40、識字率→約97%
イ語:母語人口→約5億人、使用国→約32、識字率→約90%
ウ語:母語人口→約4億人、使用国→約140、識字率→約99%
エ語:母語人口→約3億人、使用国→約60、識字率→約75%
オ語:母語人口→約1億5000万人、使用国→約20、識字率→約99%
カ語:母語人口→約8000万人、使用国→約50、識字率→約90%
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【解答】
ア語:母語人口→約14億人、使用国→約40、識字率→約97%
→中国語
母語人口が10億を超えているので、世界2位の人口国である中国を有する中国語ですね。中国語を母語とする人はマレーシアやシンガポールなどにも多く、また、華僑としてアメリカ・カナダ・オーストラリアなど多くの中国系移民が世界各国におります。
イ語:母語人口→約5億人、使用国→約32、識字率→約90%
→スペイン語
スペイン語はスペインだけでなく、ラテンアメリカの多くで使用されていますね。スペインやアルゼンチンなど先進国や新興国では識字率が高いが、グアテマラなど中南米の貧困国では、子どもが学校に行けずに労働していたりして、識字率が低い国があります。
ウ語:母語人口→約4億人、使用国→約140、識字率→約99%
→英語
英語は多くの国で使用されているので判別できますね。母語人口は意外にも低いのは、英語は第2言語として使っている国が多いからです。
アルファベットという簡単な文字と国際言語としては比較的シンプルな文法により、識字率は高いです。
エ語:母語人口→約3億人、使用国→約60、識字率→約75%
→アラビア語
西アジアから北アフリカにかけて母語とする人が多いですね。アラビア圏では、女性への差別が根強く残っている地域や子どもが労働しており学校に行けていない地域があるので、今回の6言語の中では最も識字率が低いですね。
オ語:母語人口→約1億5000万人、使用国→約20、識字率→約99%
→ロシア語
使用国が旧ソ連構成国ぐらいであり、6言語の中で最も少ないので判別できますね。旧ソ連時代に社会主義のもと、各地に学校を整えて、義務教育はほぼ100%出来ているので、識字率は高いです。
カ語:母語人口→約8000万人、使用国→約50、識字率→約90%
→フランス語
母語人口は6言語の中で最も少ないですね。西アフリカやカナダの西部ケベック州など、使用地域はたくさんありますが、第2言語になることが多いです。西アフリカの貧困地域で識字率が低いので、識字率が少し低いです。
どうでしたか?
母語人口というのにひっかかりますが、こうしてみると、第2言語として使っている言語がたくさんありますね。英語は特にその顕著がすごいですね。
みなさんも国際言語、特に、英語はマスターしておきたいですね
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