英語の名言から学ぼう〜くまのプーさん①~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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英語の名言から学ぼう〜くまのプーさん①~

加藤学習塾ブログ

2024/09/06

みなさん、こんにちは。
今日は以下の英文をみてみましょう。


"How lucky I am to have something that makes saying goodbye so hard."
(さよならをいうのがとてもつらくなることをもっているなんてぼくはなんて運がいいのだろう)

これはくまのプーさんの中の有名なセリフです。親友であるピグレットにいった言葉であり、親友の大切さが伝わる心暖まるセリフですね。

英文をみていきます。
1つ目のポイントは、「How・形容詞(副詞)・主語・動詞〜!」は感嘆文で「なんて〜」ですね。例文をみてみましょう。

"How nice you are!"
(あなたはなんて親切なの)
"What a nice boy you are!"
(あなたはなんて親切な少年なの)

このように、感嘆文は2種類あり、形容詞か副詞を強めるときは「How・形容詞(副詞)・主語・動詞〜!」の形。名詞の固まりを強めるときは「what・a・形容詞・名詞・主語・動詞〜!」という形になります。

2つ目のポイントは不定詞です。
今回の不定詞は感情の理由を表して「〜して〜な気持ちになった」というものです。以下の例文をみてみましょう。

"I'm happy to see you."
(あなたに会えてうれしい)

このように「主語・be動詞・気持ち・to・原形〜」の形が基本形です。
今回は感嘆文のHowに引っ張られて、「How・気持ち・主語・be動詞・to・原形〜!」という形になり「〜するなんて、私はなんて〜な気持ちなのだろう」という英文になってます。

3つ目のポイントは関係代名詞です。
ものを説明するとき、先行詞の直後にwhichかthatを置いて説明するのですが、今回は例外です。関係代名詞で通例thatが望ましいというパターンです。
以下の例文をみてみましょう。

①人と人以外を同時に説明
"The man and a dog that were running in front of my house looked like good friends. "
(自宅の前を走っていた男性と犬は親友のように見えた)

②数が限定的か全部かゼロ(最上級・only・firstやsecondなどの序数・all・noなど)
"The only man that finished it was my brother."
(それを終えた唯一の人はわたしの弟だった)

③「some-」・「any-」・「no-」から始まる単語
"There was something that made me uneasy."
(私を不安にさせるものがなにかあった)

④疑問詞が先行詞
"Who that likes me will give me a present?"
(わたしをすきな人の中でだれが私にプレゼントをくれるのだろう)


今回はsomethingが先行詞なので関係代名詞はthatが付いてます。


4つ目のポイントはmakeです。
makeは文型によって意味が変わります。
①第三文型(目的語が一つ)
"I made breakfast."
(朝食を作った)
②第四文型(目的語が二つ)
"I made my mother breakfast."
(母に朝食を作った)
③第五文型(目的語と補語)
"I made my mother angry."
(母を怒らせた)

今回は第五文型の「〜を〜にさせる」という意味ですね。なので、英文を「さよならと言うことをとてもつらくさせる」というふうに解釈します。

いろいろな英文のポイントが詰まってましたね。
意味の区切りごとに解釈すれば、おのずと文の意味がとれるようになるので、let's try.

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