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「学ぶ」とは~語源から考える~
加藤学習塾ブログ
2022/04/09
みなさん、こんにちは。
今回は「学ぶ」について語源から考察したいと思います。
「学ぶ」という単語は実は語源があるのをご存知でしょうか?
高校生なら高校の古文単語帳で「学ぶ」が載っているものがほとんどだと思うので、ぜひ調べてみてください。
古文では「学ぶ」を「まねぶ」と読んでいます。
さらに「まねぶ」というのは「真似る(まねる)」からきています。
もうお分かりですね。
元来、「学ぶ」とは「まねをする」ことが語源となっています。
よくプロ野球選手たちがシーズンオフ(公式試合がない時期)に球団の垣根を越えていろいろな選手たちが一緒に「合同自主トレ」(自主的に野球の練習やトレーニングなどを行うこと)を行うというニュースを聞きますね。
それは、一流選手からアドバイスやトレーニング方法を聞けるだけでなく、実際に一流選手が練習する姿をみて上手いところを真似して上達する要素も強いかなと思います。また、一流選手にとっても、いろんなタイプの選手を見ることで、自分のさらなる学びにつなげているのかなと思います。
さらに、近年「AI(人工知能)」のことをよく耳にするようになりました。
AIは莫大なデータの蓄積である「ビッグデータ」からパターンを分析して最適な選択肢を絞り出すもの(ざっくりした説明ですみません)ですが、AIもまた先人たちが過去に残した史実・データを真似て学んでいるのにすぎないのでしょうか?
いずれにせよ、語源から考えると、他の人のいいところを真似して、他の人の失敗をしないように真似することも、さらなる「学び」につながりますね。
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