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データで見る阪神工業地帯の特徴
加藤学習塾ブログ
2024/05/19
みなさん、こんにちは。
日本の3大工業地帯は「京浜工業地帯」・「中京工業地帯」・「阪神工業地帯」ですね。
太平洋沿いに分布しているので、太平洋ベルトという用語も出てきますね。
それでは、阪神工業地帯の特徴をデータで見てみましょう。
京浜工業地帯:事業所数→約2万500事業所
従業員数→約80万7000人
1事業所あたりの平均従業員数→39.4人
製造品出荷額→約30兆8400億円
中京工業地帯:事業所数→約1万8000事業所
従業員数→約100万人
1事業所あたりの平均従業員数→55.6人
製造品出荷額→約60兆2400億円
阪神工業地帯:事業所数→約3万4500事業所
従業員数→約90万人
1事業所あたりの平均従業員数→26.1人
製造品出荷額→約32兆円
従業員数・1事業所あたりの平均従業員数・製造品出荷額ともに日本一で大規模な工業を行っているのはトヨタを有する中京工業地帯ですね。
しかし、事業所数でみると、阪神工業地帯が一番多くなっています。
そして、1事業所あたりの平均従業員数でみると、阪神工業地帯が一番少ないですね。
阪神工業地帯は、中規模~小規模な企業が多く、それぞれ専門的な技術をもった多種多様な企業が多く分布しています。
そのため、阪神工業地帯は電気製品・機械工業・鉄鋼・化学工業・繊維・食品加工など、いろんな分野の工業に強いという特色があります。
それぞれの企業の強みを活かした工業の立地になっているのですね。
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