俳句・短歌の季節感は少しずれてる!?|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

ブログ

俳句・短歌の季節感は少しずれてる!?

加藤学習塾ブログ

2024/04/24

みなさん、こんにちは。

今日は俳句・短歌の季語についてです。

さて、問題です。
7月の代表格である七夕。
七夕は俳句・短歌ではいつの季節の季語でしょうか?



正解は「秋」です。

7月なので、夏かと思いますが、俳句・短歌は旧暦に元づいて、季語が設定されてます。
よって、今と季節感がずれてます。
今の季節はヨーロッパの暦に合わせて区分してますが、昔は、気温が上がり始めた頃(今でいう2月ごろ)を1月スタートとして区分してました。
よって、旧暦では1〜3月が春、4〜6月が夏、7〜9月が秋、10〜12月が冬という感じです。
今でもその名残があり、正月のことを新春といったりしますね。

では、俳句・短歌の季語を整理しましょう。


春(1〜3月ごろ)・・・わかめ・梅・つくし・オタマジャクシ・うぐいす・つばめ・よもぎ・すずしろ・残雪・春一番(春に吹く風)

夏(4〜6月ごろ)・・・アオガエル・あゆ・カタツムリ・ホトトギス・青葉・新緑あじさい・たけのこ・なす・ひまわり・梅雨・五月晴れ(さつきばれ)・五月雨(さみだれ)・夕立・鯉のぼり・田植え・衣がえ・花火・風鈴・浴衣

秋(7〜9月ごろ)・・・赤とんぼ・かまきり・きつつき・キリギリス・こおろぎ・スズムシ・サンマ・朝顔・柿・菊・スイカ・ススキ・彼岸花・もみじ・秋雨・天の川・七夕・残暑・台風(昔は野分【のわけ】という)・名月・稲刈り・運動会・月見・盆踊り

冬(10〜12月ごろ)・・・カモ・ツル・ハクチョウ・落ち葉・枯れ葉・大根・みかん・木枯らし・小春日和・時雨・霜・大晦日・たき火

戻る

RECOMMEND
あなたへのおすすめ

  • 2025/06/16
  • 加藤学習塾ブログ
なぜ6月は「水無月」なの?実は“水が無い”わけじゃない!

  • 2025/06/16
  • 加藤学習塾からのお知らせ
加藤学習塾 ニュースレター 2025.7月号

  • 2024/12/27
  • 加藤学習塾ブログ
日本の統計問題にチャレンジ~北関東工業地域および茨城県の工業の特徴~

  • 2022/10/09
  • 加藤学習塾ブログ
イギリスの隣国アイルランドの産業

  • 2024/04/24
  • 加藤学習塾ブログ
俳句・短歌の季節感は少しずれてる!?

  • 2024/11/27
  • 加藤学習塾ブログ
小学生から始める英語教育のポイント
RECOMMEND
閲覧数ランキング