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若者の労働問題~若者はなぜなかなか自分に合った企業に就けてないと思うの?~
加藤学習塾ブログ
2023/07/05
みなさん、こんにちは。
今日は若者の労働問題について考えてみましょう。
さあ、次のことを想像してみよう。
大学卒業して厳しい就職活動を通して無事に企業に就職して、新人研修を経てしばらく勤務してみたが、イメージと異なり離職する若者はどのぐらいの割合でしょうか?
2018年の統計では、なんと就職して3年未満で離職する若者が約半数、そのうち1年未満での離職率が約6割います。
なぜ、半数の若者は同じ企業での勤務が続かないのでしょうか?
それは、社会人としての素質がまだ未熟だということに尽きます。
雇用者は一般的に従業者に期待することは、コミュニケーション能力(顧客対応・社内連絡などで重要ですね)・そして、協調性です。
特に、協調性が大事なのです。
企業は同じ舟にのった運命共同体です。
よって、企業方針に反する一人の身勝手な行動で企業に多大な損害を与え、顧客との信用を失います。
よって、まずは、企業理念に共感して企業方針に即して業務を行うことが出来るかが雇用者が求めていることです。
一方、新人労働者は、労働の際に重要視している項目は、スキル力・語学力・専門技能(工業系などの資格やICT系など)などの個人の能力です。
よって、自分のもっているスキルを活かしたい、や、自分の語学力で海外市場に視点をむけられる、などといった、利己的な部分が大きいです。
なので、自分のスキルを活かしてこのシステムをこのように改善した方がいいなどといった、今までの企業のノウハウを崩すようなことは、企業にとって望まれていません。
だから、企業が望んでいる従業者像と、新人労働者が行いたいことに、食い違いがあり、若者が同じ企業での勤務が長く続きません。
しかし、やはり、社会人とは、企業での業務を通して、顧客のニーズに応えて、社会に貢献して初めて、社会人たるものです。
その点において、我を貫こうとする半数以上の現代の若者は社会人としての素質が未熟だといわざるをえません。
組織において重要なのは、企業理念に共感して企業方針に従うことが出来る協調性だということを認識しておきましょう。
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