ブログ
有給休暇のメリット〜GW期間だからこそ考えよう~
加藤学習塾ブログ
2023/04/29
みなさん、こんにちは。
今日は有給休暇について考えましょう。
有給休暇は法律で認められた労働者の権利です。
有給休暇を認めてしまうと、その企業にとっては、労働日の人手が足りなくなったり、有給休暇を取得した人の分の利益がないのに給料を支給して人件費がかかったり、その人が本来こなすはずだった業務内容を他の人に割当して引き継ぎや情報共有して業務の量が増えたりして、一見、デメリットが多そうですね。
有給休暇のメリットは何でしょうか?
①リフレッシュ
日本の労働者は、一日あたりの労働時間や残業時間が他の先進国と比べて多く、過労ラインを大きく超えている人が多いです。
過労のため、集中力が下がり、業務の効率性が下がり、ミスも多くなりますね。
そのため、リフレッシュをとらせることで、業務に戻った際の効率性を上げることができます。
②生活の質(QOL)の向上
QOLとは「Quality of Life」の省略です。
土日や祝日・さらにはGWのような大型連休の前後に有給休暇を取得することで、まとまった長期間の休みをとることができます。
よって、その間に、自分の趣味にあてたり、遠方に旅行したり、家族と過ごしたりして、生活の質を上げることが可能になります。
③新たな学び
中には、資格取得のために勉強したり、短期留学したり、専門学校に行ったりして、自分を見つめ直して、新たに新しいことに挑戦し、成長につなげることもできます。
それは、長期的にみると、必ず、自分にとっても、社会にとっても、プラスになります。
④人材確保
有給休暇を取得できるということは、ある程度、労働者の融通が利くということなので、働きやすい環境ですね。そのため、退職率を減らして、長期間勤務する人が増えて、新しい人材も確保しやすいです。
そうなると、事業拡大など、新しいことにも取り組めて、企業としても成長しやすいですね。
⑤社会全体にとっての経済成長
有給休暇を取得してまとまった休みがあると、自分の趣味にあてたり、旅行したり、いろいろしますね。
そこで、お金を使うことになります。
なので、社会全体にとっても、より、お金を使って、モノやサービスを消費してくれるので、実は、経済成長につながります。
社会全体が経済成長すると、今度は、自分が勤務しているところの製品・サービスを購入してくれるかもしれませんね。すると、自分の勤務先も成長して、給料が増えるかもしれません。
このように、有給休暇を取得すれば、自分にとつても、その企業にとっても、社会全体にとっても、メリットが多いです。
適切な適用が広まるといいですね。
RECOMMEND
あなたへのおすすめ
RECOMMEND
閲覧数ランキング