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英語の名言から学ぼう~アントニー・トロロープ①~
加藤学習塾ブログ
2023/02/21
みなさん、こんにちは。
今日はアントニー・トロロープという19世紀のイギリスの小説家の名言を見てみましょう。
"No man can work long at any trade without being brought to consider much whether that which he is daily doing tends to evil or to good. I feel that there is still wanting to them a just appreciation of the excellence of their calling, and a general understanding of the high nature of the work which they perform."
(どんな職業でも長い間働いている人なら誰でも、自分の日々やっている行為が害悪か有益かどうかを大いに考えさせられるものである。私が感じていることとして、自分がやっている職業が素晴らしいことをただ理解し、自分たちが果たす仕事の質の高い性質を全般的に理解することが依然彼らには不足していると思う。)
英文を見ていきますと、最初の文「No man ~ without~」は二重否定の形で「~せずに~な人はいない」ということから「~な人なら絶対に~する」。「work at any trade」では、肯定文のany「どんな~でも」より「どんな職業で働いている人でも」。tradeが「貿易」だと変な意味なので、ここでは「職業・商売」。「being brought to原形」が「~するようにもってこられる」ということから「(意志とは関係なしに・周りの環境によって)~させられる」。「there is still wanting~」は「~が欲しい」ということから「~が足りていない」。callingは「職業」。
「自分が社会に役立っているのだ」と感じることを「自己有用感」といいます。
幸せかどうかはこの自己有用感を感じるかどうかだと思います。
自分のやりたいことで仕事をして社会に役立つことはとても幸せなことです。
どの職種でも必ず社会に役立っています。
よって、自分のやっていることで社会に役立っているのだと想像できることが今後の社会で必要になると思います。
AIによって社会の職業のあり方が大きく変貌しようとしています。
今の子どもたちが、将来、自己有用感を感じられる仕事に就けるといいなと思っています。
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