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原価・定価の話
加藤学習塾ブログ
2023/01/21
みなさん、こんにちは。
今日は、原価・定価について考えましょう。
原価とは、仕入れ値のことです。つまり、ある商品を販売する場合にかかる支出(コスト)ですね。
この原価をなるべく抑えて、消費者に購入してもらえる定価で販売して、なるべく多く購入してもらい、利益を最大限にできるかが、ビジネスの基本ですね。
算数・数学の中でも、最も必須な考え方だと思います。
では、問題をみてみましょう。
①原価は3,000円で利益率を20%に定めた。定価はいくらで販売すればよいか?
②定価4,500円で利益率50%に定めてある。原価はいくら?
③定価500円で利益200円です。原価率はいくら?
④定価2,400円で利益率を100%にしていたところ、売れないので、2割引にした。利益率はいくらになったか?
まず、①についてです。
原価3,000円に対して、利益率が20%なので、利益は3000×0.2=600円つきます。よって、定価は3,600円になります。
次に②です。
定価とは、(原価+利益)ですね。よって、定価の割合は原価(100%)に利益率50%が上乗せされているので、150%になります。
よって、4500÷1.5=3000で、原価は3,000円になります。
次に③です。
定価500円で利益200円なので原価は300円ですね。よって、300÷500×100=60なので、原価率は60%になります。
最後に④です。
定価2,400円で利益率を100%なので、定価の割合は200%で、2400÷2=1200で、原価は1,200円です。
定価2,400円の2割引なので、2400×0.8=1920で、売上高は1,920円です。
売上高から原価を引いたのが利益なので、(1920ー1200)÷1200×100=60で、利益率は60%です。
しっかりとおさえておきましょう。
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