英語の名言から学ぼう~ジェームズ・ブライス①~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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英語の名言から学ぼう~ジェームズ・ブライス①~

加藤学習塾ブログ

2022/12/01

みなさん、こんにちは。

今日はジェームズ・ブライスの名言を紹介します。
ジェームズ・ブライスは、20世紀のイギリスの法学者・政治学者で、中3公民で出てくる「地方自治は民主主義の学校」という有名な言葉を残した偉人です。
彼の一節がこちら。


"The end of study is not to possess knowledge as a man possesses the coins in his purse, but to make knowledge a part of ourselves, that is, to turn knowledge into thought, as the food we eat is turned into the life-giving and nerve-nourishing blood."

(学問の目的は、人が財布に硬貨を持っているように、知識を持っていることではない。むしろ、知識を自分自身の一部として身につけること、すなわち、人が食べている食べ物が生命力を与えて、精力を養うような血液となるように、知識を思考に変えることである。)


英文を見ていきますと、最初の「end」は目的の意味です。endの対義語は「means(手段)」と覚えておきましょう。「not・A・but・B」の形で「AではなくB」です。notとbutの直後の不定詞toは名詞的用法で「~すること」。2回登場するasは「~のように」という例示。「make knowledge a part of ourselves」は「make・A・B」の形で「AをBにする」。「~,that is,~」の挿入句は「すなわち」という言い換え。「turn・A・into・B」で「AをBに変える」です。

単に教科書を覚えて知識を持っているだけでは、努力したことにもならないし、その人の才能を発揮していません。本当に大事なのは、その身につけた知識をどう活用するか、ということが分かりますね。
どのように社会貢献したいのか、なりたい自分をイメージして、そういう自分になるために、何が必要なのか、道筋を考えて、試行錯誤しながら、知識やスキルを身につけて、その身につけたものをどのように活用するのかを考えてはじめて才能が発揮されます。
みなさんも、みにつけたものをほったらかしにせずに、どう社会に活かすことができるのか思考を巡らせましょう。


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