エチオピアってどんな国?|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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エチオピアってどんな国?

加藤学習塾ブログ

2022/11/28

みなさん、こんにちは。

今日はエチオピアという国について紹介します。
エチオピアは東アフリカの国で、国土のほとんどがエチオピア高原を中心とした高地です。
新人であるホモ・サピエンスが出現したといわれる地域ですね。
また、エチオピア高原のカッファ地方というところがあり、そこはコーヒーの原産地と言われています。「カッファ」からコーヒーの語源が来ており、現在でも、エチオピアはコーヒーの栽培が盛んで、来客したお客様には、まずコーヒーでもてなす文化があります。
高地である秘境の地ゆえに、昔からヨーロッパやイスラーム圏からの侵攻を北アフリカが受けて、その侵攻から逃れるために多民族が侵入してきた歴史があります。
そのため、現在でもエチオピアは多民族国家であり、国の統計上約80種類の民族が暮らしています。
また、スリナム紛争やソマリア紛争など周りの国から多くの難民を受け入れてきました。
そのため、エチオピアは、言語・宗教・民族・文化が多様であり、様々な社会問題があります。特に大きいのが社会インフラと教育分野であり、上下水道の普及率は1割も満たさず、識字率も低水準です。国民総所得も低く、アフリカの中でも最貧国に入ります。
さて、宗教について触れますと、大昔からヨーロッパ・イスラーム圏からの侵攻を受けて逃れてきた北アフリカの影響を受けて、キリスト教が約6割、イスラーム教が約3割と多宗教国家です。
特にキリスト教の大多数はエチオピア正教という宗派です。
エチオピア正教は、コプト派という宗教の一派です。
コプト派とは、北アフリカのイスラーム化から逃れたキリスト教の一派であり、1世紀に成立したとされるエジプトのアレキサンドリア教会が起源とされるイエス・キリストの処刑から間もない頃から存在する歴史の長い一派です。
国民の約半数がコプト派のエチオピア正教が信仰されているということから、北アフリカから逃れてきた歴史の重さが感じることが出来ますね。
とても裕福な国とはいえませんが、自然豊かな国であり、一度は行ってみたいですね。

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