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ニュージーランドの牧畜
加藤学習塾ブログ
2022/09/06
みなさん、こんにちは。
今日はニュージーランドの牧畜について紹介します。
ニュージーランドの牧畜は主に乳牛と羊の放牧です。
ニュージーランドは海に囲まれている島国です。
よって、海は陸地よりも比熱が大きい(温められにくく冷めにくい)ため、夏は冷涼であり冬は比較的温暖な気候です。
また、ニュージーランドは南緯40度付近に位置して偏西風が吹いているため、海からの風が常に吹いており、温暖でかつ年中適度な降水がある西岸海洋性気候になります。
よって、国土の大半が牧草地であり、放牧が盛んです。
さらに細かく見ると、偏西風が吹いている風上側(西側)の方が、降水量が多いため、乳牛の牧畜が盛んであり、風下側(東側)では、降水量が少なくなるため、羊毛が湿気で痛まないように羊の放牧が盛んです。
また、牧畜形態をみると、放牧が盛んであり、恵まれた気候による広大な牧草地で放し飼いすることにより、コスト(飼料代・管理費・施設費・人件費など)を抑えて、安く酪農品や羊毛ウールを生産・輸出しており、グローバル社会の中でも市場の競争力があります。
恵まれた気候に合わせた牧畜であり、素晴らしいですね。
ニュージーランドは、マオリ族の伝統芸能などあり、観光するにもよさそうな国ですね。
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