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伊能忠敬が地図作り以外に行ったこと
加藤学習塾ブログ
2022/08/25
みなさん、こんにちは。
江戸時代に日本初の本格的な測量地図を作成したのは伊能忠敬ですね。
実は伊能忠敬は地図作り以外に行ったことがあります。
それは地球の大きさの測量です。
実は地図作りよりも地球の大きさの測量の方が伊能忠敬の本望だったといわれています。
どのように測量したかというと、毎日徒歩で歩いた距離を自分の歩数から計測し(自分の1歩の長さを正確に把握していたこともすごいですが)、毎晩に北極星の位置を確認します。北極星の角度の変化で緯度を導くことが出来るので、緯度1度分の距離を計算します。あとはそれを360倍すると地球1周の大きさになります。
伊能忠敬は蝦夷地(現在の北海道)測量に向かう際に、奥州街道(江戸から東北に向かう街道)で測量を行い、1周約39,900kmと計算しました、これは現在分かっている緯線1周の長さ(約4万9km)と比べてもさほど誤差がなく、人工衛星やGPSなど精密機械がない時代に、自分の徒歩だけで計算結果を導き出しており、素晴らしいですね。
みなさんも、何か目的をもってチャレンジしてみましょう。
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