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七夕伝説~世界に広がる文化~
加藤学習塾ブログ
2022/07/07
みなさん、こんにちは。
今日は七夕ですね。
元々は中国のお祝い行事でしたが、短冊に願い事を書くのは、奈良時代の宮中行事で行われていたようです。
庶民に広がったのは、江戸時代頃であり、短冊に願い事を書くことで、寺子屋で学ぶ子どもたちが学習意欲を高める効果があったようです。
今では、7月7日ですが、旧暦7月7日は今で言う8月下旬ごろなので、涼しくなった時期であり、俳句では秋の季語として詠まれています。
アジア圏では、国ごとに特色が少しずつ異なりますが、中国や台湾、韓国・ベトナムで年中行事として行われています。
また、ヨーロッパのフィンランドで七夕に似た星伝説があり、恋人や夫婦同士が一緒に仲良く暮らす日があるようです。
そんな七夕ですが、日系人が多いアメリカ西海岸やブラジルで、近年人気が出てきて、毎年のフェスティバルとして、行われているようです。現地では、「Star Festival」もしくは「Tanabata Festival」という名前で行われています。竹というアジアっぽい風景や短冊に願い事を書くという慣習、そして、彦星と織り姫に関する伝説にロマンチックを感じて人気が出てきています。
また、ブラジルでは、7月は冬のため、夏(2月ごろ)のリオデジャネイロのカーニバルと比較されるぐらい、冬の風物詩として定着しつつあるようです。
日本の風物詩が世界にひろがりつつあります。興味深いですね。
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