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三が日が教えてくれるゆっくり戻るという感覚
加藤学習塾ブログ
2026/01/02

元旦、二日、三日と続く三が日は、日本独特の“特別な時間”です。お正月気分は残っているものの、少しずつ日常が近づいてくる――そんな移行期間とも言えるのが三が日です。この「ゆっくり戻る」という感覚こそが、三が日の大切な役割なのかもしれません。
三が日は、本来「無理をしない」ための期間です。仕事も学校も本格的には始まらず、人々は親戚や家族と過ごしながら、少しずつ心と体を慣らしていきます。いきなり日常に戻るのではなく、段階を踏むことで、一年のリズムを穏やかに作っていくのです。
この時期にありがちなのが、「そろそろ動かないと」という焦りです。しかし、三が日は焦る必要のない期間。むしろ、生活リズムを少しずつ整えることが一番の目的です。起きる時間を戻してみる、軽く散歩をする、明日以降の予定をざっくり確認する。それだけで十分な準備になります。
また、三が日は「考えすぎない」ことも大切です。新年の目標や計画は、頭の中でぼんやり思い描く程度で構いません。はっきりした形にするのは、日常が戻ってからで問題ありません。今はまだ、余白を残しておく時期です。
街を歩くと、まだ正月飾りが残り、人通りも少なめで、独特の落ち着いた空気があります。この雰囲気の中で過ごす時間は、普段の忙しさではなかなか味わえないものです。三が日は、心のペースメーカーのような存在なのです。
一年を長く、安定して走るためには、スタートダッシュよりも“滑らかな助走”が大切。三が日は、その助走の時間です。焦らず、比べず、自分のリズムを取り戻しながら、ゆっくりと新しい一年へ戻っていきましょう。
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