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元旦という何も始めなくていい一日
加藤学習塾ブログ
2026/01/01

元旦は、一年の始まりでありながら、不思議と「何かを始めなくても許される日」です。街は静かで、普段なら開いている店も閉まり、時間そのものが少し足を止めているように感じられます。昨日までの一年が終わり、新しい年が始まったにもかかわらず、すぐに前へ進まなくていい――そんな特別な空気が元旦には流れています。
日本では古くから、元旦は「迎える日」とされてきました。年神様を家に迎え入れ、一年の無事と実りを願う日。そのため、元旦は動き回る日というよりも、静かに過ごす日として大切にされてきました。おせち料理も、正月三が日に火を使わなくて済むようにという意味が込められており、休むことそのものが文化として根付いています。
現代では、元旦から目標を立てたり、気合を入れて行動を始めたりすることも多いですが、必ずしもそれが正解とは限りません。元旦は、気持ちを白紙に戻すための日。あえて何も決めず、何も始めず、静かに過ごすことで、心の余白が生まれます。その余白こそが、これからの一年を受け止める器になります。
元旦の朝、少し早く起きて外の空気を吸ってみると、普段とは違う静けさに気づくでしょう。音が少なく、空気が澄んでいて、時間がゆっくり流れているように感じられます。その感覚を味わうこと自体が、元旦ならではの贅沢です。
「今年はこうしなければならない」と自分を急かす必要はありません。元旦は、自分を整えるスタート地点。気持ちが自然に前を向くまで、立ち止まっていてもいい日なのです。静かに始まった一年は、きっと穏やかな広がりを見せてくれるでしょう。
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