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すぐに使える怒り方~なるべく相手に反抗心をもたれないようにするには~
加藤学習塾ブログ
2022/05/19
みなさん、こんにちは。
今日は相手への怒り方についてお話しします。
相手に怒るときになかなか自分の意見が通らなかったり、ついカッとなって大声で叫んだり不満ばかりいって、逆に相手を怒らせたり反抗心を持たれたりすることがよくありますよね。
反抗期のお子さん相手でしたら、なおさら耳を貸さずお困りではないでしょうか?
なるべく相手に反抗心をもたれないようにしながら相手に非があることを認めさせて怒るにはどうしたらよいでしょうか。
あらかじめ書いておきますが、今から書くことはあくまでも参考であり、すべての人に効果的ではないのでご了承ください。
使えるテクニックとして今日は4つ挙げてみます。
①問いかけ
⇒怒るときは「~したらだめだろ」という言い方になりがちだと思いますが、これだと相手を非難する言い方になり、なかなか相手が心を開いてこっちがなぜ怒っているのか耳を貸そうとしません。
そこで言い方を変えて、「~だったらどう?」や「~の何がいけないのかな?」や「逆に何をすべきだったかな?」というふうに、相手に答えを求めるような問いかけを試してみてください。答えるのが難しそうだったら、「~してもいいの?」「自分が~されたら怒る?」というふうに、「はい/いいえ」の2択で答えられる問いかけでも構いません。
②我慢
相手に問いかけをしたら、相手が答えを言うまで我慢してください。こちらから質問の回答を言っても、相手に納得してもらえないかもしれませんし、逆に反発を生むかもしれません。相手に答えを言わせることで、何がいけなかったのか自分で考えるようになり、またこちらがなぜ怒っているのか相手の立場になってみるようになります。
③例え
問いかけのときに、どうしても相手が納得していないご様子でしたら、例えを使ってみます。
塾の宿題を忘れた生徒がいたとしましょう。
「例えば、日曜15時に友達と映画館を見に行く約束をしてその約束を友達が忘れていたらどう思う?」と聞いてみます。大半の生徒は悲しいとか負の感情を答えますね。その次に「塾の宿題も同じで、先生との約束でしょう。約束を忘れられた先生も悲しいのではないかな?」というふうに問いかけをしたら効果的です。
④オーム返し
最後に使えるテクニックとして「オーム返し」というものがあります。これは相手に言ってほしいことを先に自分が言ってまねをさせるというものです。
例えば、「こういうときは何をいえばいいかな?」と問いかけをして、その後に「ごめんなさいと言えばいいんだよ。はい、言ってみて。ごめんなさい」と言って、相手にまねをさせるというものです。そうすれば、自然とお詫びの言葉が出てきて、自分に非があったと少しは理解してもらえるはずです。
今回紹介したのは一例であり、必ずしも効果的というわけではないですが、みなさんも試してみてください。
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