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インドのICT産業について
加藤学習塾ブログ
2022/05/07
みなさん、こんにちは。
今日はインドのICT産業についてお話します。
ICT産業とは情報通信技術産業のことで今最も技術開発が著しい産業の一つです。
以前の投稿の沖縄のところで紹介しましたが「IoT(Internet of Things、モノの産業)」であり、今の時代インターネットがあれば、モノの売買・サービスの受け取り、情報公開・SNSを通じたコミュニケーションなどなどなんでも出来ますね。
インドではデカン高原中央部のバンガロールを中心にICT産業が発達しています。
その理由を紹介します。
1.公用語としてヒンディー語以外に英語があるから
⇒インドはイギリスが長いこと植民地にしていたこともあり、公用語として英語が浸透しています。そのため、アメリカなどのICT関連企業からの業務の受注を英語で受けることが出来るのが大きいです
2.数学が強い
⇒古代インダス文明において「0(ゼロ)の概念」が生まれた地であり、長い歴史の中で独自に数学が発展してきました。また教育で一番数学に力を入れており、ICT産業で必要な計算力の素養が備わっています
3.アメリカとの時差がほぼ半日
⇒アメリカとの時差がほぼ半日であり、アメリカが夜中で企業が休んでいるときにインドで作業を続けることが出来て24時間体制で業務を行うことが出来ます
4.カースト制度によって制限されない
⇒インドでは太古からカースト制度という身分制度が存在して、その制度によって身分によっては就くことが出来ない職業も存在するが、「ICT産業」は新しい産業のためカースト制度によって制限されておらず、誰でも就くことが出来る職業です。
地理では「なぜこの場所がこうなの?」を意識しながら学習するとおもしろいかもしれませんね。
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