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6月に梅雨があるのは日本だけじゃない?
加藤学習塾ブログ
2025/06/06
6月といえば梅雨。しとしとと雨が降り続き、傘が手放せない季節です。でも実は、この「梅雨(つゆ)」という気象現象、日本独特のものではないってご存じでしたか?
梅雨とは、季節の変わり目にできる「停滞前線(梅雨前線)」の影響で、長期間にわたって雨が降りやすくなる現象です。日本では6月ごろにこの前線が本州付近にとどまり、約1か月間続くのが一般的です。
しかし、この梅雨と同じような現象は、日本以外にも中国、韓国、台湾など東アジア一帯で見られます。たとえば中国では「梅雨」を「梅雨(メイユー)」と書き、日本とほぼ同じ字を使うのも興味深いところです。
また、梅雨の語源もユニーク。「梅の実が熟すころの雨」で「梅雨」と書く説や、「カビが生えやすい時期=黴雨(ばいう)」が語源であるという説など、諸説あります。
ちなみに沖縄では本州より早く5月から梅雨入りし、北海道には梅雨がほとんどありません。同じ日本でも地域によって違いがあるのも面白いポイントです。
じめじめした日が続きますが、この時期ならではの風情や自然の変化を楽しむのも、梅雨を快適に過ごすコツかもしれません。
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