ブログ
not…because~の話
加藤学習塾ブログ
2022/04/23
みなさん、こんにちは。
今日は2つの英文を見比べてみましょう。
1."I wasn't at home because it was sunny."
2."I wasn't at home because it was raining."
1の英文は「晴れていたので家にいなかった」つまり外出したということで普通の否定文ですね。
しかし、2の英文はどうでしょうか?
2の英文はそのまま訳したら「雨が降っていたので家にいなかった(外出した)」ということですが、雨が降っていたら普通は家でのんびり過ごしたいですよね。もちろんそういうときもありますが、日本語に訳してみると一般論的には少しおかしい気がします。
そのときは発想の転換が必要になります。
内容的に違和感があるときの「not~because~」の英文は、実はnotの否定語はbecause~の理由の部分を否定していることがあります。
今回の2の英文ですと、「雨が降っていた」という理由の部分を否定していると考えることも出来ます。
その考えのもとで2の英文を訳してみると、「雨が降っていたからといって、家にいたわけでない」つまり、「雨が降っていた」とは別の理由があり「家にいた(もしくはいなかった)」(※話や文脈によって「家にいた」のか「家にいなかった」のか両方で解釈できる)という内容で考えることも出来ます。
言語が違うと文法や表現の仕方が変わるので、話し手が伝えたいことや解釈が変わってきますね。
RECOMMEND
あなたへのおすすめ
RECOMMEND
閲覧数ランキング