世界地理の統計問題からジェンダーについて考えよう~女性の国会議員割合~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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世界地理の統計問題からジェンダーについて考えよう~女性の国会議員割合~

加藤学習塾ブログ

2024/09/27

みなさん、こんにちは。

今日は以下の問題にチャレンジ!!


問い:「以下の数値は2024年の日本・韓国・スウェーデン・ルワンダ・トルコ・イランのうちどれかの女性の国会議員割合です。それぞれどこの国でしょうか?」

あ国:54.7%
い国:46.7%
う国:19.9%
え国:19.2%
お国:16.0%
か国:5.6%






解答は「あ国:ルワンダ、い国:スウェーデン、う国:トルコ、え国:韓国、お国:日本、か国:イラン」

ルワンダはアフリカの国であり、ヨーロッパが恣意的に国境線を引いたために多民族国家である。そのため、民族紛争もあった。そうした歴史的背景から、憲法改正がなされて、国民の多様性をまとめるべく女性の国会議員割合を30%以上と定めている。

スウェーデンは北欧の国である。高福祉国家であり、女性の地位向上にも取り組んでいる。

トルコはイスラム教の国であるが、アジアとヨーロッパの間に位置することから、地理的・歴史的にも、イスラム圏とキリスト教圏の双方の影響を受けてきた。そのため、イスラーム教の国でありながら、女性の地位向上に取り組んでいる国である。

韓国と日本は、東アジア特有の男子優遇社会でる。今でこそ、ジェンダー問題に取り組んでおり、日本では男女共同参画社会基本法などを制定するなど、女性の地位向上に取り組もうとしているが、まだまだ男女格差があると認めざるを得ない。この社会問題はかなり根強くかなりの時間をかけて改善していくしかないと思われる。

イランは西アジアのイスラーム教の国であり、しかもシーア派というかなり原典クルアーンに厳格な国である。女性卑下社会がかなり根強くあり、なかなか女性の地位向上に取り組めていない。

以上、女性の国会議員割合をみるだけでも、ジェンダー問題は国ごとに格差があり、国民性に根強く残っているということが分かりますね。
日本も明るい未来があるといいですね。

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