古文文法から学ぶ~「ら」抜き言葉に気をつけよう~|岡山の進学塾|加藤学習塾・個別指導塾

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古文文法から学ぶ~「ら」抜き言葉に気をつけよう~

加藤学習塾ブログ

2023/06/11

みなさん、こんにちは。

よく、ら抜き言葉の文法ミスが、中学国語で問われますね。
ら抜き言葉は、話し言葉のときに無意識に出てくるので気をつけたいですね。
ら抜き言葉は「見る」・「来る」など、上一段活用動詞・下一段活用動詞・カ行などの変格活用動詞で見られますね。
例えば、本来「見られる」にするべきところを「見れる」にすることが多いですね。
これは、高校国語の古文文法を学べば、ある程度理屈が理解できます。
古文文法の助動詞に「る」・「らる」という二つの助動詞が出てきます。
「る」は古文動詞の四段活用動詞・ナ行とラ行の変格活用動詞・形容詞のカリ活用に付きます。
一方で、それ以外の活用語(上二段活用・上一段活用動詞・下二段活用・下一段活用動詞・カ行変格活用動詞など)は「らる」の助動詞を使います。
よって、現代語でも、上一段活用動詞・下一段活用動詞・カ行などの変格活用動詞では基本的に「られる」という助動詞を用いないといけません。

古文文法を学ぶと、現代語の文法の知識が深まることもあるので、高校生になったら古文文法をおさえておきましょう。

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